【ニューヨーク=有光裕】米IT大手グーグルは23日、個人向けに無料で提供している電子メールサービス「Gメール」について、利用者の好みに合う広告を表示する目的で行っていたメールの内容の解析を年内(2017年)に中止すると発表した。
Gメールは2004年にサービスが始まり、世界で12億人以上が使っている。同社はGメールでやり取りした内容を分析し、利用者の関心が高いと判断した広告をパソコンやスマートフォンなどの画面上に表示するシステムを開発することで、デジタル広告の収入増につなげてきた。一方、こうした情報収集のやり方は、個人情報保護の観点から問題があるとして、米国では利用者が訴訟を起こすケースもあった。今後、どのような広告を表示するかについては、利用者による情報検索や動画配信サービスなどの利用状況に基づいて行われる見通しだ。
あ~これでgmailをウィルスチエックとして使っていたユーザーが騒ぎ出すかも。
やっぱりお金を出して自分でチェックしましょうね。