ル・マン24時間レース　今年も日本勢に頑張ってほしい！

ル・マン24時間レース

第3戦スパ・フランコルシャン終了時点　ポイントは断トツのトヨタ

1	トヨタ	90
2	フェラーリ	57
3	ポルシェ	42
4	キャデラック	40
5	プジョー	19
6	グリッケンハウス	12
7	ヴァンウォール	6

今年は日本にとってもうれしいいイベントが満載で、100周年を迎える2023年ル・マンは、日本が誇る名車マツダ787Bがデモンストレーション走行するらしいいです。

マツダ787Bを知らない方に予備知識です。

今は無き特徴あるM2ビル

私も２５年ほど前、環七沿いにあったM2本社で実物を見ました。M2の現在は売却されてメモリアルパークになっていたと思います。
当時55号車と18号車の2台と別の予備車だったと記憶していますが常時展示されてました。
マツダの意気込みが伝わります。

マツダ787Bは、マツダが1991年のル・マン24時間レースで使用したレースカーです。787Bは、マツダがル・マン24時間レースで初めて総合優勝を果たした車両であり、日本のメーカーとして初めてル・マンでの優勝を達成したことで有名です。

787Bは、2.6リットルの直列4ローターエンジン（13J-M）を搭載しており、自然吸気エンジンとしては最後のル・マン優勝車両となりました。このエンジンは高回転型で、900馬力以上の出力を発揮しました。また、787Bは先進的なデザインと空力特性を持ち、カーボンファイバーコンポジット製のモノコックシャシーを使用していました。

1991年のル・マン24時間レースでは、787Bはチーム・マツダとして参戦し、55号車と18号車の2台が出走しました。最終的に、55号車（ドライバー：ジョニー・ハーバート、ベルトラン・ガショー、ヴォルカン・ヴァイドラー）が総合優勝を果たし、マツダは歴史的な勝利を手にしました。

マツダ787Bの勝利は、マツダの技術力と情熱を証明するものとなりました。その独特のエンジンサウンドと美しいデザインは、自動車ファンにとって永遠の名車とされています。

今年の開催期間は（時間はすべて日本時間です）

ル・マン24時間レース
開始: 23:00　2023年6月10日土曜日
終了: 23:00　2023年6月11日日曜日

歴代優勝車

1位. 19回 - ポルシェ
2位. 13回 - アウディ
3位. 9回 - フェラーリ
4位. 7回 - ジャガー
5位. 6回 - ベントレー
6位. 5回 - トヨタ
7位. 4回 - アルファロメオ
7位. 4回 - フォード
9位. 3回 - マトラ
9位. 3回 - プジョー
11位.2回 - ブガッティ
11位.2回 - ロレーヌ・ディートリッシュ
11位.2回 - メルセデス・ベンツ
14位.1回 - シュナール・エ・ワルケル
14位.1回 - ラゴンダ
14位.1回 - ドライエ
14位.1回 - タルボ
14位.1回 - アストンマーティン
14位.1回 - ミラージュ
14位.1回 - ルノー
14位.1回 - ロンドー
14位.1回 - マツダ
14位.1回 - マクラーレン
14位.1回 - BMW

ポルシェとアウディは古くから参戦してるので強いですね。
意外とBMWは1回優勝なのには驚きました。

1980年代のル・マンはグループCカーの時代となり日産も参戦。マツダを含めた日本の3メーカーがル・マン24時間に挑み、1987年にはトムスがトヨタ・チーム・トムスとして参戦を開始。2台のトヨタ87Cが序盤上位を走るが共にリタイアに終わった。当時見ていて「あーここでストップ？悪夢だ」と思ったことを思い出した。