「お金の匂いがしない」と聞いてどう思います?
日本人も「お金」は大好きなのに「この世はお金だけじゃない」「お金じゃなくて愛情よ」等、色々イメージが有ると思います。
私もそう考えてましたし「お金が一番と口にだすのは恥ずかしい」と思っていました。
ある日、取引先の社長さんが「今回の案件、お金の匂いがしないんだよね」と。
えっ!と思ったがその場で笑いだしました。
いつも心の何処かでひっかかっていたことが何かわかったようなきがしたからです。
お金は不幸か、お金は悪か、お金第一は魅力がないのか、お金は全てを決めるのか、お金を他人に裸で預けたら最低の人間なのか?金と口にだすのは最低の人間なのか、いや違うと思う自分とそうではないと思う自分がそこにありました。
でもお金が汚いのではなく使うその人間が汚いからで、昔から言う「あの人はお金にきれいな人ね」だよね!と思って貰いたい症候群の自分が見えたからです。そして思い出しました。
高校生の喫茶店でのバイト時代、お帰りになったテーブルのナプキンを片付けた時に、きれいな文字で「欲深き人の心と降る雪は つもるにつけて道を忘るる」と書いてあったんです。いい言葉だなと思い家まで持ち帰りました。
マーケティング自体が「お金の匂い」で、釣りで言うなら大物がいるポイントを探すこと、日本で多い地名の「銀座」があるが、商売をするとき田舎の銀座より東京の銀座のほうが売上が上がる可能性があるのはお分かりだろうし、適正価格と一緒で、適正売上市場を探すことも同じことであろう。
いくら好きなことでも、自分ひとりのマスターベーションにならないようにするためには、やはり「お金の匂いが.するか.しないか」を見極めましょう。