パラサイト【parasite】を調べると、寄生生物。寄生虫。寄生植物。居候 (いそうろう) 。厄介者。などである。
と広辞苑でも言われているが、実際こんな生き方をやっている人間がいることはたしかです。
企業や団体などに寄生して、自分自身や自分が所属する組織の利益のために不正な行動を行う人で、具体的には、出張費用や交通費、通信費、携帯電話代などの経費を不正に請求する、会社の資産を私的に利用する、業務時間中に個人的な用事をしているなどが挙げられます。これらの行為は、組織の業務や利益を損なうだけでなく、社員のモチベーションやモラルも低下させるため、企業にとって大きな問題となります。
よくある例がこんな話
おだてられて代表取締役になってしまった僕の末路
代表取締役になること自体は悪いことではないが、おだてに乗って無責任に会社運営をしてしまうと、例えば、会社が借金をしていた場合、代表取締役は借金返済の責任を負うことになります。
また、法律違反をしていた場合、代表取締役は刑事罰を受けることもあります。
もしも会社が潰れた場合には、債権者に対して借金の返済が求められることになります。代表取締役は、会社の借金が返済できなかった場合、自己破産をするリスクが後でわかったりします。
実際の代表取締役の責任とは
企業にとって最高責任者であり、会社の業務執行について全責任を負います。具体的には、企業の経営方針や戦略を決定し、取締役会の決定を実行することが求められます。また、法令や社会的規範を順守し、業務上のトラブルや不祥事が発生した場合には、速やかに対処する責任があります。
代表取締役の責任は、内部統制の確立や情報開示の適切性などにも及びます。特に、内部統制に関しては、代表取締役が最高責任者として、その実効性を確保することが求められます。また、情報開示については、法令や規制に従って適切な情報開示を行うことが求められます。不正な情報開示が発生した場合には、代表取締役はその責任を負うことになります。
さらに、代表取締役は、従業員や株主、顧客、取引先など、企業に関係する全てのステークホルダーの利益を考慮しなければなりません。企業の永続的な発展と繁栄を図り、社会に貢献することが求められます。
一方で、代表取締役には、取締役会や経営幹部のサポートが求められます。代表取締役が一人で全ての責任を負うことはできませんので、組織を適切に機能させることが必要です。
総じて、代表取締役は企業における最高責任者として、経営戦略の決定や法令順守、内部統制の確立、ステークホルダーの利益の考慮など、幅広い責任を負います。
本人は意識なく詐欺行為になる事をやってしまう人は確かにいる
確かにいるんです。だから厄介なのです。
意識しないままに詐欺行為に加担してしまう人がいるということは、その人が本来持っている倫理観や道徳観が不十分であり、また、周囲の状況や言葉遣い、あるいは信頼している人の影響なども、無意識のうちに詐欺行為に加担する原因となることがあります。
詐欺行為は法律的には重罪とされており、自身が行動する際には常に倫理観や道徳観を意識しなければいけないが、それが欠如した人のことを、詐欺師なのかな?