銀行と政府はどこまでちぐはぐな状態を作るのか。岸田さんそろそろ何かしないとね。
過去記事
銀行はどこへ向かうのか。沈み行くまで
銀行はどこへ向かうのか。搾取のルール
何故?みずほ銀行民泊
銀行も政府も「マネーロンダリング撲滅」と言うが
岸田政権も、これまでの政府と同じように、「新たな雇用」「高齢者の社会進出」「他業種への挑戦」等、年齢関係なく起業新規参入を促す事を続けてますね。
正論であり、仕事を通じて社会とのつながりもあるし良いことだと感じます。裏を返せば「税収のアップ」「年金の支給年齢を上げたい」「年金加入者の増加と増税」などを考えていると思う。
それでは銀行は何を目指してるのか。「人件費の縮小」「実店舗の経費削減」「小口100社より大口1社戦略」「なんでも課金」「顧客のみ強制デジタル化」
あ~~書いてて憂鬱!ぜったい憂鬱!もう一度言うが、銀行の役割は全銀でこのようにされている。
「お金を安全に保管、管理する役割」
「お金の預金という運用手段を提供する役割」
「お金を貸し出す機能」
「お金を決済する機能」
よーく読んでね。特に銀行支店長クラス
銀行設立の父と呼ばれる渋沢栄一の言葉
封建時代、商人たちは武士に対して、表向きは平身低頭しながらも、金の力に物を言わせ、時には相手の尊厳を平気で傷つけた。一方で、貧しい者は「背に腹は代えられぬ」と、金のためなら道徳から逸脱することもやむなし、としているではないか。
本来は「社会正義のための道徳」と「生産利殖」は相反するものではなく、両立できるはずだ、「そもそも国家というものは、人民が豊かになれば道徳が欠けて仁義が行われなくてもよい、とは誰もいえないだろうと思う」というのが渋沢の思想だった。
商業上の道徳を重んじた渋沢は、再三にわたって「嘘をつくこと」と「自己利益を第一にすること」を戒めた。その考えは「論語とそろばん」という言葉で表され、論語主義による「道徳経済合一説」を唱え、自らの事業を通して社会を1つにすることを目指したのだ。
商人の「論語とそろばん」が銀行の「搾取とそろばん」になっていることを、「銀行自身が高名で正当な目的をもって活動している」と勘違いしている。
阿武町事件で見えてきた 銀行の危うさ
阿武町事件で決済代行会社から返金されたと話題になっていますが、そもそもやましいいから返金したのでは?と想像できる
・もともと残金が残っていた
・これだけTVで騒がれ、阿武町住民に対して人道的見地から払い戻した
・警察などに色々調査されるとまずいことがある可能性
・もともと反社の可能性 ※外国のカジノなどにつながりは通常ない
・違法な不法在留者もかかわっている
ほとんど「痛くもない腹を探られたくない」か、鉄板の「危ない腹を探られたくない」だろう。
そこで銀行は何をやってるのか。個人や新規会社設立については、現在簡単に口座を作ってくれないのは有名。
一度作った口座の監視などはやらないので、マネーロンダリングを防げないし、本来の目的取引の追跡調査もしない。口座の数も莫大あるので監視も大変かと思うが、まじめな個人や企業を締め出して、大口顧客のみを相手にする銀行は、新たな起業家の芽を摘む行為であることを全く考えていないようだ。
道徳を重んじた渋沢の言葉、「自己利益を第一にすること」が自分にあたはまっているのか?を銀行業界は考えてほしい。
「必要な人に必要なものを届ける」ことを忘れた業界はいずれ衰退する。
やっぱり何もしない岸田政権であり、銀行だね